B型肝炎 |
肝炎を起こす原因にはいろいろありますが、わが国ではそのほとんどが肝炎ウイルスの感染によるものであることが明らかにされています。このようにウイルスに感染して発症する肝炎をウイルス肝炎と呼んでいます。
ウイルス肝炎のうち、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によるものをB型肝炎と呼びます。
B型肝炎ウイルス(HBV)はHBVに感染している人の血液を介して感染します。また、感染している人の血液中のHBV 量が多い場合はその人の体液などを介して感染することもあります。
例えば、以下のようなことがあった場合には感染する危険性があります。
*他人と注射器を共用して覚せい剤、麻薬等を注射した場合
*HBV陽性者が使った注射器・注射針を適切な消毒などをしないでくり返して使用した場合
*HBV陽性者からの輸血、臓器移植等を受けた場合
また、以下の場合にも感染する可能性があります。
*頻繁に血液に触れる機会の多い保健医療従事者の場合(特に針刺し事故など)
*HBVに感染している人と性交渉があった場合
*HBV陽性者の血液が付着したカミソリや歯ブラシを使用した場合
*HBVに感染している母親から生まれた子供の場合
(高力価HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)とB型肝炎ワクチン(HBワクチン)を正しく用いて母子感染予防を行えば感染することはほとんどありません。
参考 厚生労働省 ホームページより
http://www.med.or.jp/kansen/bqa_b.html
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