矯正歯科専門 東京都渋谷区神宮前(表参道、原宿) |
金属アレルギーについてアレルギーとは、身のまわりにある物質(スギ花粉、ダニ、卵黄など)に過敏に反応して、かゆみ、腫れ、炎症を引き起こす病気のことをいいます。 金属アレルギーは、特定の金属に過敏反応を起こしてかゆみや湿疹をひき起こすもので、時計やアクセサリーなどのアレルギーがよく報告されております。 最近、治りの悪い皮膚炎や粘膜の病気の原因として歯科金属アレルギーが注目されています。 口腔内の金属アレルギーは数十年を経てして突然発症することも多く、すぐに症状が現れるとはかぎりません。 口の中に金属が存在し続ける以上金属アレルギーになる危険にいつもさらされている可能性があります。 アレルギーの原因となる金属では、ニッケル、クロム、コバルト、水銀の頻度が高く、またアルミニウム、亜鉛、パラジウム、ロジウム、なども原因になりやすいものです。 矯正歯科で用いられる金属材料には、ブラケット、ワイヤー、バンドなどがあり、ニッケル、クロムを含んでいます。 金属アレルギーが心配な患者さんは、まず皮膚科にて、金属パッチテストを受けて自分がどの金属元素にアレルギーを持っているのか確かめることが大切です。 金属アレルギーの診断により、今後の歯科治療で使用できる金属がわかるので、歯科医に申告することができます。(図1) 当院では、矯正歯科の治療を行う場合の金属アレルギーへの対策として、
図1 金属アレルギー検査の判定結果
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