矯正歯科専門 東京都渋谷区神宮前(表参道、原宿)
インコグニート 杉山矯正歯科

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療

歯を移動するためには、力をかけるための固定源が必要となります。
いままでの矯正歯科の治療では、動かす歯の周囲の歯や、口腔内ゴム、ヘッドギアなどを固定源として使用してきました。

アンカースクリューを用いた矯正治療は、固定源が少ないケース、得られないケース、ゴムやヘッドギアなどの使用ができないケースの代用固定源として非常に有効な方法です。

矯正用アンカースクリューは直径1〜2mm、長さは、6〜10mm前後の小さなスクリュー状のものです。

材質は人工関節、人工歯根に使用にも使われるチタン製ですので、人体への為害性はなく安全な材料です。以下に矯正治療の適応ケースについてご説明します。

いわゆる出っ歯の状態で、前歯をできるだけ後退させたいケース

抜歯スペースを閉鎖する際、前歯と奥歯で引っぱり合って、前歯は約70%後退して、奥歯は約30%前に移動する。 アンカースクリューを用いた矯正治療で奥歯を固定して抜歯スペースを閉鎖すると、前歯は100%後退する。

残っている歯が少数となり、固定源が少ない、またはないケース

奥歯の数が少ない状態で、アンカースクリューを固定して前歯の移動が可能となる

不健康な歯を選択して抜歯しなければならないケース

前歯をできるだけ後退させたいケースでは、通常4番目の歯を抜歯するが、4番の歯が健康で5番目の歯が不健康(歯の神経がない、根に病巣がある)な場合、アンカースクリューを併用すれば5番目の歯を抜歯して前歯を100%後退することができる

患者さんの都合により、
長時間の口腔内ゴムや、ヘッドギアなどの使用ができないケース

手術法は、簡単な麻酔をして歯と歯の間の骨に、アンカースクリューを植立します。手術は、30分ほどで終了し、手術中の痛みはほとんどありません。
アンカースクリューを埋入した日は、激しい運動を控えて頂く程度で、当日痛みを感じることもほとんどありません。

ヘッドギアや、口腔内ゴムの使用は激減、または必要なくなります。症例により治療期間は、3割〜5割ほど短縮します。治療が終了した後、アンカースクリューは撤去いたします。

症例1
症例2

注意点としては、患者さんの体質によりアンカースクリューが、適合しないで抜け落ちてしまう場合があります。

現在の学会からの報告では、約2割ほどのアンカースクリューが手術後抜けてしまうということですが、抜けてしまった場合でも手術の侵襲は極めて少ないため、通常再度の埋入手術を行い対応する事が多く行われています。


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